寝ているのに寝てない顔
まだ長男が赤ちゃんだった頃、お昼寝時に私はいつも長男を抱っこ紐で寝かせていた。
その日はお出掛け中、長男を抱っこしながらゆらゆら揺れていたら、通りすがりにひょいと息子を覗き込んだご婦人に話しかけられた。
なんとも歯切れの悪い返答の私。
なぜなら。
・・・
・・・
もうすぐどころかこの時、長男は既に寝てから1時間半くらいが経過していて正に熟睡中だったからだ。
それなのになぜ『今にも寝そうだが目を見開いて頑張って起きている』と勘違いをされたのか。
それは…うちの家族は、というか、私と子供2人は寝てる時、目をかなり開けて寝てしまうからなんです(何なら口も)。
それはもう目をほとんど開けながら寝ているので、他人から見たらきっとにバリバリ起きている様に見えるのだろう。
(ちなみに私も小さい頃寝ていたら、遠くから微かに「コレは起きてるよねー」だの「ちょっとー起きてるでしょー」と聞こえ、何だか周りがうるさいなぁと思いながら目を覚ましたら私にかけられてた言葉だった。きょうだいは本当に寝てると思わなかったらしく「起きてる顔にしか見えなかった」と教えてくれた)
あぁ、この子たちはこれから修学旅行では必ず友達に寝顔の写真を撮られてしまうんだろうな。
ごめん、母さんの遺伝のせいで。
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