イギリス人あるある

私の夫はイギリス人。 色々と文化の違いはあるものの、日々の生活はそんなに困ることはない。ボブが細かい性格なので、おおざっぱな私が「そんなんいいじゃん」と意見が一致しないことがあるけれど、それは性格の違いであって「イギリス人だから」が理由ではなさそう。

そんな中、ものすごく目くじらを立てる程ではないが、イギリス文化由来(?)の「なんで?」がたまにあるので聞いてもらいたい。


(その1)紅茶に入れるミルクは冷たいモノを

日本人は熱いものは ”アッツアッツのうちに” 食べたり飲んだりする人が多いが、イギリス人はそこまでではないように思う。 紅茶と言ったらミルクティーが出てくるけど、紅茶にホットミルクなんて入れたら熱くて飲めない!と言われる。 冷たいミルクを入れて適温にしているらしい。

(その2)ケーキは倒す

イギリスのカフェでケーキを頼んでもかなりの確率で倒れて出てきた。

「どうせ食べる時に倒すんだから先に倒れてたほうがいいでしょ」なんてボブは言うが、私はいかにケーキを倒さずに最後まで食べれるかという挑戦をしているのに…。

ちなみにイギリスのケーキは使っている粉が違うからか(日本ではお菓子と言ったら薄力粉だが、イギリスのお菓子作りには日本の中力粉相当の粉が使われる)、結構重たい。

ボブが言うには、日本のケーキはスポンジがふわふわ過ぎて空気を食べているようで食べた気がしないそう。

(その3)トーストにバターは引くぐらい塗る

これはなんでかわからないけど、カリカリのトーストにバターをこれでもかという位にのせて、トーストをつぶしながらバターを広げる。もはやバターを食べるためにパンを付け合わせているといえるほどのバターの量。しかもパンを潰しながら。  ああ、せっかくのふわふわのパンが…

(その4)雨が降っても傘はささない

イギリスの雨はすぐ止む。しかもしとしとと降るのではなく、小雨がサァーと降る感じなので一時的にちょっと雨宿りするか、気にせず歩いていてもそのうちに止んでしまう。そんなことが一日のうちに何回かある。

だから傘をさしてもすぐしまう、の動作が面倒くさいのか特に男の人は初めから傘をささない、持っていないように見えた。雨が降ったら傘、が普通だと思っていた私はイギリスでは少数派だったようだ。

こんな感じで重要ではないけれど、「アレッ」ってなることがたまにあります。